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著者:山崎豊子
出版:新潮社
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山崎豊子さんの絶筆となった作品
山崎豊子さんのお名前は書店等でよく見かけたことがあったのですが、
これまで一度も読んだことありませんでした。
ドラマにもなった白い巨塔(財前五郎役を唐沢寿明さんが演じたドラマ世代ですよ 笑)の
著者のイメージが強かったです。
白い巨塔のように、実話を基にストーリを書かれたフィクションを書かれることに興味があり
本作品が未完の最後の作品ということと
有事関連7法、尖閣諸島中国漁船衝突事件等がマスコミに取り上げられなくなった今、読んでみようと思いました
本作品を読んで初めて知った事件でしたが、なだしお事件を題材にした作品のようです。
小説は海難事故が発生し、海難審判が行われ、主人公の花巻朔太郎が向かう先を迷っているところで終わりとなっています。
巻末には第2部、第3部の構想が記載されています。
本当に最後まで読んでみたいと思う作品でした。
山崎豊子さんの別の作品についても読んでみたいと思います。
山崎豊子さんの作品↓↓