十二国記 月の影 影の海(下)

目次



著者:小野不由美

出版:株式会社講談社

【総合】★★★★☆
【ストーリー】★★★★☆
【感動】★★★★☆
【エキサイティング】★★★☆☆
【リアリティ】★☆☆☆☆
【啓発要素】★★★★☆

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異世界になんとか生き延びていた中嶋を
半獣である楽俊に助けられ
旅は大きく変わっていく巻です

蒼猿が自分自身の不安だったことに気付き
自分を見つめ直し始めた中島の成長が描かれています

人の顔色を窺い、対立を嫌い、怒られないようにと
日本での生き方がそういう周りとの関係を作ってしまっていたと
気付きやり直したいとも考えるようになる
自身の行動のみが替えられるというアドラー心理学的な描写となっています

一番感動するしたのは中島が王であることを知り
目上として扱おうとした楽俊とのやり取りで
友達でい続けたい中島に対し「・・・おいらには三歩だ」のセリフでした
意味が深いシーンでのユーモアのかるやり取りが記憶に残りました


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